残すべきものが消えていく社会

ビジネスイメージ

はんこ屋さんがたいてい持っている印鑑業界専門の雑誌が存在します。
以前その雑誌を見る機会があったのですがそこで恐らくは自身もはんこ屋さんを営んでいると思われる方の意見のような文章が投稿されていました。

そこには印鑑製作の技術の向上による大量生産と印鑑自体の安価化についての意見が載っていました。
どこの業界でもそうですが技術の向上は良い事です。

しかしそれによる大量生産で出来上がった物が安価で大量に出回れば当然そちらを選ぶ人が出てきて、また当然それによりもともと製品を作成していた技術者の中には悪い意味で経済的影響を受ける人が出てくるものです。

その雑誌に投稿をされていた方も例にはもれず印鑑の大量生産と安価化による影響を受けているのでしょう。苦言を呈しておりました。
大量生産は欲しいものの安定供給につながりますし安価化はこの大不況時代の中、消費者側にとってはありがたい話ではあります。

しかしながらその影で真の技術者が苦しみ、本当に伝えるべき技巧が廃れてしまう可能性があると考えると手放しでは喜べないものです。

確かに印鑑はもともとの手彫りではなく、最近は機械で印面を彫る機械彫りがどんどん台頭してきています。
手彫りよりも手早くできるしチタン等の高硬度の印材でも彫る事が可能ですし値段も安価ですみます。

しかしここで少し立ち止まって大量生産、安価化のデメリットという物を考えてみるべきなのではないでしょうか?
安易に楽な方に進んだが為に残すべき物が消えてしまう。
現代日本の中で1、2を争う社会問題のような気がしてなりません。

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